便利なのは、原稿を作った後の「コピペと設定」まで進められること
AIにステップメールの原稿を書いてもらう。それだけでも助かりますが、その後にMyASPを開いて、件名と本文を貼り付け、配信日時を設定する作業が残ります。メールが増えるほど、この作業も増えていきます。
私がMyASPのMCP連携を使って便利だと感じたのは、原稿を作るところから、MyASPへセットするところまでつながることでした。会話で決めた内容を、そのまま設定作業へ渡せます。
さらに、MCPに対応していない画面でも、Claude in Chromeでブラウザを操作する方法があります。使い分けることで、LP、メール、会員サイトなどの制作と設定をつなぎやすくなります。
2026年9〜10月の私のメルマガで紹介した実践を、公式情報で補足しました。指示文は応用用のサンプルです。MyASPへの保存と、本番公開・配信開始を分けて進めます。
MCP連携とChrome操作は、どう違う?
MCPは、AIがMyASPの用意した窓口を通じて操作する方法です。一方、Claude in Chromeは、ログイン済みのChrome画面を読み取り、クリックや入力を進める方法です。
AI → MCP → MyASP
MyASP MCP Connectの対応ツールを使います。操作できる項目は公式のツール一覧で確認できます。
Claude → Chrome → MyASP
Chromeで開いた管理画面を操作します。会員サイト記事の編集など、MCPに専用ツールがない作業を補う方法です。
「Chrome for Claude」と呼ばれることがありますが、拡張機能の正式名称はClaude in Chromeです。MCPとは別の接続方法なので、MCP未対応でも画面操作を通じてAIに依頼できる場合があります。
MyASP公式のMCP機能解説 / Anthropic公式のClaude in Chrome導入ガイド
LPは、AIで作ったHTMLをMyASPへ設定できる
以前は、AIでLPの原稿やHTMLを作っても、掲載する作業が別に必要でした。MCPではLPの作成・取得・更新に対応しているため、構成を相談する → 原稿とHTMLを作る → MyASPのLPへ保存するという流れで進められます。
10月4日のメルマガでも、私はあまり使っていなかったMyASPのLP機能を、AIがページを作ってくれることで以前より使うようになった、と紹介しました。作りたいページを言葉で伝え、設定へつなげられる点が便利です。
最初に渡すのは、対象読者、講座や商品の内容、確定した料金・条件、接続先のフォーム、使いたい写真や原稿です。条件を先に整理すると、内容の手戻りも減らせます。
無料オンライン講座の登録LPを作りたいです。 対象者と講座内容は、添付資料を使ってください。 まず構成と本文案を見せ、確定後にHTMLを作ってください。 対象シナリオの名前・ID・公開状態を確認し、 内容確認後、下書きLPとして保存してください。 保存後の確認用URLも教えてください。 本番公開と既存LPの上書きは、別に確認してから進めてください。
LPの見た目と、登録フォーム・完了ページの接続は別々に確認します。ページができても、申込み先が違っていれば目的の導線にはなりません。
HTMLステップメールも、作成からセットまで進められる
10月2日の原稿では、設定済みのステップメールをHTMLでデザインし直す使い方を紹介しました。見出し、本文、案内ボタンを整えたメールを作り、MyASPへ反映するところまでAIに依頼できます。
MyASPのステップメールはテキスト形式・HTML形式を選べます。MCPは本文や配信時期の作成・更新に対応しています。ただし、HTMLコードを本文へ入れることと、メール形式をHTMLにすることは別です。接続中のツールで変更できる項目を確認し、必要なら管理画面側で形式を整えます。
添付した5通の原稿を、スマートフォンで読みやすい HTMLステップメールにしてください。 意味と案内先URLは維持し、見出しとボタンを整えてください。 各通の件名・配信日・時刻・対象者を先に一覧にしてください。 内容確認後、対象シナリオへ保存してください。 HTMLメールの形式、差し込み文字、解除リンクを確認し、 プレビューと保存後の設定を見せてください。 既存読者への予約追加と配信開始は、まだ行わないでください。
HTMLメールは受信ソフトによって見え方が変わります。MyASPのプレビューに加え、承認したテスト宛先で本文・ボタン・リンクを確認します。既存読者への配信予約は、メールの作成・保存とは別の処理として確認してください。
ラベル・フリー項目を使う送り分けも、ルールから相談できる
原稿の入力より手間がかかるのが、「誰に、どのメールを、いつ届けるか」の設定です。9月17日・18日・20日のメルマガでは、診断結果や属性に合わせた配信設定をAIに依頼した実践を紹介しました。
例えば、これからMyASPを検討する人には導入案内を、利用中の人には活用方法を届けたい。希望をAIと整理し、フリー項目の値、ラベル、届けるメールの対応表にしてから設定へ進めます。
| 読者の状態 | 記録する情報の例 | 届ける内容の例 |
|---|---|---|
| 導入を検討中 | フリー項目「利用状況」=未導入 | 基本機能とプラン選び |
| MyASPを利用中 | フリー項目「利用状況」=利用中 | LP・メール・会員サイトの活用 |
| 予約の自動化に興味 | ラベル「予約に興味」 | カレンダー連携の実践例 |
公式には、一括配信下書きのラベル・フリー項目による絞り込みや、ステップメール配信後のラベル付与・解除、フリー項目の変更などが対応範囲に含まれます。MyASP自体には、フリー項目を条件にステップメールを送る機能もあります。
ただし、画面にある全条件がMCPから同じように設定できるとは限りません。条件ごとに対応を確認し、未対応の項目は管理画面やブラウザ操作で補います。ラベルの新規作成・名称変更も、既存ラベルの付与・解除とは分けて確認します。
この設計表に沿って、配信対象者を送り分けたいです。 対象シナリオの登録項目とラベルを確認してください。 項目の番号やラベルIDは、実際の設定から特定してください。 各メールの対象・除外対象・配信時期を表にし、 MCPで設定できる部分と画面操作が必要な部分を分けてください。 承認後に設定し、保存内容を取得し直して照合してください。 条件に合う人・合わない人の両方で確認する手順も示してください。
公式:MCP対応ツール・指定項目一覧 / 条件付きステップメール
会員サイトはMCP未対応。Chromeの画面操作で補える
2026年10月15日の確認では、会員サイトの記事作成・編集用の専用MCPツールは、MyASP公式の対応一覧に掲載されていません。LPの編集と会員サイト記事の編集は別の機能です。
10月4日のメルマガでは、MCP未対応でも会員サイトのサンクスページや動画ページを設定できた理由が、ブラウザ経由の操作だったと整理しました。今回紹介するClaude in Chromeでも、MyASPにログイン済みのChromeに対してアクセスを許可し、記事の入力や編集を依頼する使い方ができます。
MCPに会員サイト機能が追加されるという意味ではありません。自分が管理画面で行える操作を、AIが画面上で進める方法です。画面の構造、権限、認証などによって、人の操作が必要になる場合もあります。
Claude in Chromeで依頼する流れ
- Google Chromeに、公式のClaude in Chrome拡張機能を追加する。
- 自分のClaudeアカウントでログインし、必要な権限を設定する。
- 同じChromeでMyASPにログインし、対象の会員サイト・記事編集画面を開く。
- Claudeに対象ページと変更内容を伝え、そのサイトへのアクセスを許可する。
- 編集内容を確認し、保存後に開き直して表示・リンク・公開条件を確かめる。
MyASPの対象会員サイトの記事編集画面をChromeで開いています。 サイト名・記事名・現在の公開条件と閲覧条件を確認してください。 添付原稿を、読みやすいHTMLの記事に整えてください。 変更前の本文を控え、内容確認後にこの記事だけを編集してください。 公開日時や閲覧条件は変えず、保存後に開き直して 本文・画像・リンクを確認してください。 ログインや追加認証が必要になったら、私に引き継いでください。
パスワードを会話へ貼る必要はありません。ログインや本人確認は自分で行います。記事の公開時期や閲覧条件の考え方は、会員サイトの仕組みの記事で整理しています。
利用条件と、最初に試す作業
| 方法 | 必要なもの | 最初の作業例 |
|---|---|---|
| MyASP MCP Connect | MyASPスタンダード以上、MCP対応AI、APIキーと接続設定 | シナリオ一覧を確認し、練習用シナリオでメールを1通作成 |
| Claude in Chrome | Google Chrome、拡張機能、Claudeの有料プラン、サイトへの操作権限 | 練習用の記事で見出しや本文の一部を編集 |
Claude in ChromeはPro・Max・Team・Enterpriseで案内されています。組織アカウントでは管理者の設定も関係します。Chrome以外のChromium系ブラウザやスマートフォンで同じ拡張機能が使える、と考えないようにしてください。
ブラウザ操作はMCPの利用契約とは別です。ただし、利用中のMyASPプランにない機能を使えるようにするものではありません。会員サイトなどは、その機能を利用できる契約が必要です。
MCPの接続は、MyASPの「基本設定 → AI設定」で必要な権限のAPIキーを発行し、AI側へ設定します。詳しい画面は公式の接続手順を参照してください。まず読み取りで接続を確かめ、作成・編集へ進めます。
最後は、設定した内容と実際の動きを確認する
AIに任せると入力の手間は減ります。そのうえで、公開前には次の点を確かめます。
- 対象:シナリオ・LP・記事・メールの名前とIDが合っているか。
- 内容と表示:本文、フォーム、ボタン、スマートフォン表示が意図どおりか。
- 条件:ラベル・フリー項目・配信時刻が合い、対象外の人へ送られないか。
- 状態:保存完了だけでなく、公開・停止・配信予約がどうなっているか。
Chrome操作では画面の読者情報などもAIへ渡り得ます。練習用データで試し、対象タブと許可するサイトを絞って使います。APIキーは接続設定として管理し、原稿や公開する指示文に含めません。
一度に全部を任せる必要はありません。まず1通、1ページから。原稿を作るだけだったAIが設定まで進めてくれる便利さを確認すると、次に任せたい仕事も見つけやすくなります。
AIで設定できるMyASPの使い方を広げる
利用状況に合わせて、必要な機能とプランを確認しましょう。スタンダード以上を利用している方は、公式の接続手順から始められます。
MyASP公式のMCP接続手順を見るPR:当サイトはMyASP認定パートナーが運営しています。申込特典ページなどの対象リンクから契約すると、紹介料を受け取る場合があります。次に読む記事
MyASPでステップメールを作る方法
AIへ任せる前に押さえたい、シナリオと配信設定の基本。
会員サイトの仕組み
公開時期・閲覧条件を分けて設計する。
MyASPの最新アップデート
MCPなど、公式の機能拡張と実務への影響。
MyASPが自分に合うか無料診断
利用状況と作りたい仕組みから考える。
井上貴之の2026年9月16・17・18・20日、10月2・4日のメルマガ原稿をもとに構成。会員サイト操作はMCPとブラウザ操作を区別して整理しました。今回の記事制作では実アカウントの編集・配信は行っていません。
- MyASP公式:MCP Connectの概要・対応プラン
- MyASP公式:対応ツール一覧・指定項目
- MyASP公式:AIツールへの接続手順
- MyASP公式:ステップメール作成・編集 / 条件付きステップメール / HTMLエディタ
- Anthropic:Claude in Chromeの導入 / 操作権限 / 安全ガイド
確認日:2026年10月15日。MCP対応一覧は2026年9月1日時点の範囲として掲載されています。利用時は最新のツール・プラン・権限をご確認ください。