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実践ノウハウ・ウェビナー

MyASPでライブと録画ウェビナーを併用する方法

「今週のライブに参加したい人」と「都合のよい時間に録画を見たい人」を、一つの案内ページから迷わず振り分ける設計です。MyASP(マイスピー)のイベント・ウェビナー予約機能を使い、申込後のメールまで別々に組み立てます。

執筆:井上貴之(MyASP認定パートナー)/最終確認:2026年9月17日/PR・紹介リンクを含みます

ライブと録画を一つのLPから案内するには?

結論:広告・SNSからの入口となるLPは一つにし、次の選択ページで「ライブに参加」「録画を見る」を分けます。その先にMyASPのシナリオを二つ用意し、開催日時・申込フォーム・リマインドメールをそれぞれ設定します。ライブと録画で送る内容が違うときに管理しやすい構成です。

この図は分岐の概念図です。3Aと3Bは順番ではなく、どちらか一方を選びます。

この導線を考えた背景

私の2026年2月10日のメルマガでは、ライブ用と録画用のシナリオを分け、LPの後に選択ページを置く実運用を紹介しました。ライブと録画を別々の広告やトップLPで訴求すると、案内の管理が複雑になりがちです。一つの入口で内容を伝えてから、参加方法だけを選んでもらう形にしています。

元原稿には、当時の仕様について「一つのシナリオで混在できない」という趣旨の記述があります。ただし現在の公式マニュアルは開催日程を「指定日」「周期開催」から選ぶ操作を説明しており、すべての設定で混在が不可能とまで明記していません。ここでは可否を断定せず、配信内容と予約管理を分けたい場合の設計例として二つのシナリオを勧めます。広告効果の向上も未測定の仮説として扱います。

最初に決める4項目

ライブの日程

開催日時、申込締切、定員、参加URL、質問受付、アーカイブ提供の有無を決めます。

録画の視聴方法

申込直後のオンデマンド視聴か、決まった時刻に視聴リンクを送る方式かを選びます。録画をライブと誤認させない表記にします。

分岐の言葉

選択ページに「登壇者へ質問できるライブ」「好きな時間に見られる録画」など実際の差を明示します。

成約後の導線

参加後に商品案内を送るなら、両方のシナリオで価格・期限・特典が一致するか確認します。

ライブと録画で分ける設定
項目ライブ用シナリオ録画用シナリオ
日程固定開催なら「指定日」定期枠なら「周期開催」。即時視聴なら別途視聴導線を設計
案内参加日時、会場URL、質問方法録画であること、視聴URL、視聴期限
リマインド開始前日・直前など視聴予定時刻に合わせた案内、未視聴フォロー
終了後お礼、資料、質問への回答内容の振り返り、次の行動

初心者向けの設定手順

  1. 共通LPにウェビナーの約束をまとめる

    対象者、学べること、所要時間、講師、申込後の流れを書きます。最初のCTAは「視聴方法を選ぶ」など、次の画面が申込完了ではないことが分かる言葉にします。スマホではボタンを大きくし、ページの上部と下部に置きます。

  2. 選択ページを作る

    ライブと録画のカードを並べ、日時・質問可否・視聴期限を簡潔に比較。各ボタンは別々のMyASP登録フォームへつなぎます。URLは広告やメルマガから直リンクできるよう控えます。録画のボタンに「今すぐ視聴」と書くなら、本当に申込後すぐ視聴できる設計にしてください。

  3. ライブ用シナリオを用意する

    無料オファー等、用途に合うシナリオを作成。シナリオ管理メニューの「イベント・ウェビナー設定」で利用を有効にし、固定開催なら「指定日」を選んで日時、受付、定員を設定します。公式の設定手順に沿ってプレビューと保存を行います。

  4. ライブ用の登録完了・開始前・終了後メールを作る

    申込直後には登録日時と会場URL、開始前には参加方法、終了後には資料・次の案内を送ります。イベント開始時間を基準に「1日前」「開始後○分」といった配信時期を設定できるため、固定の暦日で作らず申込者が選んだ開催回に合うかを確認します。

  5. 録画用シナリオを別に用意する

    決まった視聴枠を設けるなら「周期開催」を選び、毎日・毎週などの周期、開催除外日、受付期限を設定します。完全なオンデマンド視聴なら、イベント予約の設定ありきにせず、申込直後の自動返信と視聴ページで構成します。どちらの方式なのか案内文と実動作を一致させます。

  6. 録画のメールをライブ用から作り直す

    ライブ用メールを複製する場合も、「登壇者に質問」「会場に入室」などの表現が残らないよう全文を確認。視聴URL、視聴期限、再生トラブル時の連絡先を入れます。商品の案内は視聴したかどうかを自動判定できる前提にせず、計測可能な範囲で設計します。

  7. 二つのフォームと案内を通しで試す

    異なるテスト用メールアドレスでそれぞれ申込み、選択ページのリンク先、登録完了メール、日時、視聴URL、開始前後の配信を確認。スマホからも実施し、ライブ選択者へ録画のメールが届かないこと、逆も同様であることを確認します。

両方へ申し込まれたら?

二つのシナリオに同じメールアドレスで登録した場合、双方の案内が届く可能性があります。申込前に「どちらか一方をお選びください」と表示し、登録後のページにも選択内容を明記します。両方の参加を認める場合はその旨を案内し、二重の販売オファーや締切案内で混乱させないようにします。厳密に排他制御するなら、ラベルや登録条件を別途設計し、テストしてください。

改善を判断する数字

選択率

共通LPの閲覧数に対して、ライブ・録画の各ボタンが押された割合。

申込率

各フォーム到達者のうち登録完了した割合。日程の選択肢や入力項目が原因かを分けて見る。

参加・視聴率

ライブ参加、録画の再生開始を測れる場合だけ計測。申込数と混同しない。

後続成果

各ルートからの案内クリック・相談・購入を追う。広告の成果改善を断定する前に実測する。

よくある質問

二つのシナリオは絶対に必要ですか?

絶対条件とは言えません。ただし開催形式・リマインド・終了後の案内が大きく異なるなら、二つに分けると確認と修正がしやすくなります。単一シナリオで実現したい場合は、現在の管理画面と公式サポートで希望する組み合わせを確認してください。

録画をライブのように見せてもよいですか?

録画は録画と明示してください。質問に回答できるのか、開始日時が実際の生放送なのかを曖昧にすると期待とのずれが生じます。

録画もイベント予約機能を使いますか?

決まった視聴枠を選ばせる場合は周期開催が候補です。申込後すぐに視聴させるなら、日時予約ではなく自動返信と視聴ページの設計が適します。

公開前チェックリスト

  • LPと選択ページでライブ/録画の違いが一目で分かる
  • 二つのボタンがそれぞれ正しいフォームへ進む
  • 録画をライブと誤認させる文言がない
  • 開催日時・タイムゾーン・受付期限を確認した
  • 登録直後、開始前、終了後のメールを両ルートでテストした
  • 重複登録時の案内方針を決めた
  • 広告効果や売上の改善を実測前に断定していない

ウェビナー後の販売導線まで設計するなら

申込フォーム、ステップメール、決済、会員サイトをどの順番で使うか整理すると、後からシナリオを作り直す負担を減らせます。

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