実際に感じる良い点
一つの顧客情報から次の処理へつなげられる
登録、メール、決済、会員サイトを別々に持つと、顧客情報の移動と連携確認が増えます。MyASPでは登録後の配信、支払い後の案内、購入者だけへの情報提供を一つの流れとして設計できます。
「標準機能の組み合わせ」で用途が増える
会員サイトは教材置き場だけではありません。無料部分と購入者限定部分を分けたり、ステップサイトとして順番に公開したりできます。イベント・ウェビナー機能も、井上は個別面談の予約枠として応用しました。
配信数で料金が増えにくい
公式では、全プランで読者数・配信数・シナリオ数が無制限と案内されています。規模目安や配信速度はプランで異なりますが、配信数に応じた従量課金ではありません。
国内事業者向けの運用に合わせやすい
日本語の管理画面とサポートがあり、銀行振込、請求書、決済後の案内など、国内のオンライン販売で発生する業務を組みやすい点があります。
悪い点・注意点
最初の管理画面はシンプルとは言いにくい
シナリオ、ユーザー、ステップメール、商品、会員サイトなど概念が多く、初見で全体を理解しようとすると迷います。操作を覚えるより、最初に一本の導線図を書く方が早いです。
デザインを最優先するツールではない
細かなHTML編集はできますが、ドラッグ操作だけで洗練されたページを量産したい人は、専用LP・ファネルツールも比較すべきです。MyASPは見栄えより、顧客データと処理の柔軟性に強みがあります。
自由度が高い分、設計者が必要
「何を自動化したいか」が曖昧なままでは、設定項目が増えるだけです。登録条件、タグ、メール分岐を増やしすぎると、自分でも追えない仕組みになります。
プラン変更には確認事項がある
公式FAQでは、差額だけを払う変更ではなく、新プランへの申込みと旧プランの解約が基本と説明されています。プランの組み合わせによってはデータ移行も必要です。
公式掲載の利用者事例から分かること
MyASP公式のお客様の声には、メール配信だけでなく、会員サイト、ウェビナー、セグメント配信、商品販売、自社アフィリエイトなどを組み合わせた事例が掲載されています。ただし、掲載事例の成果は各利用者固有の結果であり、MyASPを導入すれば同じ成果が出るという意味ではありません。
10年使い続けている理由
井上が使い続けている理由は、完成された一つの型へ合わせるのではなく、自分の販売方法に合わせて組み替えられるからです。ClickFunnelsとの連携、会員サイトを使った継続販売、動画視聴時間に応じた配信、Googleカレンダーとの予約連携など、必要に応じて外側へ拡張してきました。
一方、すべての人にMyASPが最適とは考えていません。メールを数回送るだけなら、もっと単純なサービスの方が早いこともあります。
申込み前に確認する3点
- 半年以内に作りたい導線を紙に書けるか
- その導線に必要な機能が契約プランに含まれるか
- 最初の一本を自分で作るか、支援を依頼するか
この3点が決まっていれば、高機能さに振り回されにくくなります。