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実践ノウハウ・ステップメール

MyASPで「続きを今すぐ読む」クリック後に次のステップメールを送る方法

全員に同じ間隔で届く講座では、熱心な読者ほど「続きはまだ?」となります。MyASP(マイスピー)の短縮URLとステップメールグループ移動を使い、次へ進みたい人だけ配信ルートを切り替える設計を、失敗しやすい予約の扱いも含めて説明します。

執筆:井上貴之(MyASP認定パートナー)/最終確認:2026年9月17日/PR・紹介リンクを含みます

クリックで次のステップメールを送れますか?

結論:短縮URLオプションの「ステップメールグループ移動」を使うと、クリックした読者を別グループへ移し、そのグループのメールを配信予約できます。移動先の1通目を「移動後すぐ」の設定にしておけば、通常の次回配信を待たずに続きを案内できます。ただしクリック前に予約されていた元グループのメールは破棄されるため、元の続きをそのまま残せる機能ではありません。公式の動作説明

メルマガの着想と、確認済みの機能を分ける

私の2024年12月6日のメルマガでは、短縮URLクリックをきっかけに読者を次のステップメールグループへ進め、「続きを今すぐ読む」体験を作れないかと提案しました。当時の原稿はこれから試す設計案として書いたもので、この方式で開封率や売上が改善したという実測報告ではありません。

一方、短縮URLによるグループ移動そのもの、最初のクリックだけで動くこと、元グループの予約が破棄されることは現行の公式マニュアルで確認できます。以下はその仕様に基づき、講座メールへ応用する手順です。

最初は2通だけで試す

最小構成の例:AグループからBグループへ
読者の状態AグループBグループ
登録直後第1回を送る。翌日用のメールを予約未参加
リンクを押さない通常の間隔で次のメールを受け取る未参加
「続きを今すぐ読む」を押す未送信の予約は破棄第2回を新たに予約。配信時期を早く設定
同じリンクを再度押す戻らない同じ短縮URLのオプションは最初のクリックのみ動作

大切なのは、Aに置いた「翌日の第2回」がクリック後も残るわけではないことです。B側にも第2回以降の必要なメールを作り、A側と内容が二重にならないようにします。複数段階へ進める場合も、まず2通で動作を実測してから増やしてください。

設定手順:短縮URLとグループ移動

  1. 対象シナリオと配信グループを決める

    新しい講座用シナリオ、または既存シナリオ内でテストに使える環境を用意。Aを通常配信、Bを続きを早く受け取るルートにします。本番読者がいる既存グループで最初から試さないでください。グループの基本は公式のグループ解説を確認できます。

  2. Aに第1回と通常配信用の第2回を作る

    第1回の本文に「次回は通常○日後に届きます。今すぐ読みたい方はこちら」と書きます。リンク先は第2回の本文や講座ページなど、実際に見せたいページにします。リンクをクリックすると直ちに第2回メールが届くと断定せず、配信予約・配送状況に応じた表現にします。

  3. Bの1通目を「続き」のメールにする

    Aから移動した人が最初に受け取るメールをBの1通目に配置します。配信時期はグループ移動後すぐに送る意図に合う設定を選び、テスト登録で実際の到着時間を測ります。瞬間的な到着を保証する表現は避けてください。必要な後続メールもBに用意します。

  4. 第1回のリンクをMyASPの短縮URLにする

    メール作成画面でリンクをクリック分析対象の短縮URLに設定し、そのオプションで「ステップメールグループ移動」を有効化します。移動先はBを選択。通常の直リンクではグループ移動のオプションは働きません。クリック分析画面は公式手順で確認できます。

  5. ループ防止とリンク先を確認する

    同じグループへ移動した場合は動作させない設定を使い、同じメールが繰り返し送られる状態を防ぎます。短縮URLの転送先が正しい記事・教材ページであること、スマホでも開けることも確認します。リンク先の表示とメールの配信は別の動作です。

  6. テスト登録者を2人用意する

    一方はクリック、もう一方はクリックしない比較にします。クリックした人はBへ移るか、Bの第2回が予約・配信されるか、Aの旧予約が残らないか確認。クリックしない人は通常のAのメールを受け取るか確認します。テスト用メールの再クリックでも重複配信されないか見ます。

  7. 結果に合わせて文面と配信時刻を調整する

    配信履歴と予約状況を確認し、到着までの実測時間、リンクのクリック数、次回の開封・返信を記録します。クリック率だけで「理解した」「購入意欲が高い」と判断せず、読者の行動と本人からの反応を分けて評価します。

運用前に必ず知る3つの落とし穴

元グループの予約が消える

移動前に予約されていたAの未送信メールは破棄されます。Bに後続メールがなければ講座が途中で止まります。

「即時」の保証ではない

新グループの設定時刻と配信処理に左右されます。「すぐ届く」を訴求するなら、テストで許容時間を測ってください。

再クリックでは再移動しない

同じ短縮URLのオプションは最初のクリックのみ作動します。読者がもう一度押しても、同じメールが繰り返し届くわけではありません。

クリックを重要な同意に使わない

メールクライアントやセキュリティ製品がリンクを確認する可能性も踏まえ、クリックだけを購入・契約・配信同意の唯一の証拠にしない設計にします。

テストで見る順序

  1. テストAを登録し、第1回が届くか確認。
  2. 「続きを読む」を押し、リンク先ページを開けるか確認。
  3. MyASPでテストAの所属グループ、旧予約、新予約、配信履歴を確認。
  4. テストAで同じリンクを再クリックし、二重配信がないか確認。
  5. テストBはクリックせず、通常配信が予定どおり続くか確認。
  6. PCとスマホ、可能なら異なるメールサービスでも試す。

よくある質問

クリックすると、その場でメールが必ず届きますか?

公式仕様は「移動先グループのメールを配信予約する」です。実際の送信時刻は移動先のステップメール設定と配信処理によります。到着速度は自分の設定でテストしてください。

クリック前に予定されたメールはどうなりますか?

元グループの未送信予約は破棄され、移動先グループのメールが新しく予約されます。通常ルートの続きが自動で残る設計ではありません。

何度もクリックしたら何度も届きますか?

同じ短縮URLの移動オプションは最初のクリックだけ動作すると公式に説明されています。意図しないループを防ぐ設定も使い、テストで確かめてください。

稼働前チェックリスト

  • AとBのメール順と内容を表にした
  • Bに「続き」と必要な後続メールを用意した
  • 短縮URLのグループ移動先がBになっている
  • 同一グループ移動のループ防止を確認した
  • クリック時にAの未送信予約が破棄される前提で設計した
  • クリックあり・なし・再クリックの3条件をテストした
  • クリックを契約や配信同意の唯一の根拠にしていない

ステップメールを、読者の進度に合わせて設計する

配信間隔だけでなく、クリック後に何を届け、どこで申込や相談へつなぐかを決めると、自動化が読者の役に立つ仕組みになります。

ステップメール設計の基本を見る

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原稿・公式資料

配信時期や画面名は更新されます。現在の管理画面で動作を確認してから本番に反映してください。