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Step Email Sales Funnel

ステップメールで商品を自動販売する仕組み|MyASPで作る販売ファネル

ステップメールを使って商品販売を自動化する仕組みを、集客・登録・教育・商品案内・決済・購入者フォローまで順番に解説。MyASPの有料商品シナリオやステップメールを使った販売ファネルの作り方を紹介します。

執筆:井上貴之(MyASP活用事例コンテスト4年連続受賞)

ステップメールは「メール配信」だけで終わらせない

ステップメールを作れるようになると、次に考えたいのが、

その先に商品販売をどうつなげるか

です。

例えば、

無料プレゼント
↓
ステップメール
↓
商品案内
↓
申込み
↓
決済
↓
購入者向けメール
↓
商品・コンテンツ提供

という流れを作れば、

見込み客への教育から購入後の案内まで、かなりの部分を自動化できます。

このような一連の販売導線を、

販売ファネル

と呼びます。

ステップメール単体ではなく、

登録・教育・販売・決済・購入後フォローまでを一つの仕組みとして考える

ことで、MyASPの活用範囲は大きく広がります。

MyASPでは「有料商品シナリオ」で販売までつなげられる

MyASPには、無料メルマガだけでなく、

有料商品シナリオ

があります。

有料商品シナリオでは、登録フォームからユーザー情報を登録してもらい、設定した支払方法・料金を選択して決済させることができます。

さらにMyASP公式マニュアルでは、

決済状況に応じてステップメールを送り分けられる

と案内されています。

例えば、

  • 申込みはしたが未払い
  • 初回決済が完了した
  • 2回目以降の決済が完了した
  • 定期課金の更新
  • 決済失敗
  • 定期決済停止

など、販売状況に合わせてメールを設定できます。

つまり、

「商品を案内するところまで」ではなく、「支払後の対応」まで自動化できる

のがポイントです。

販売ファネルの基本構造

まず、最も分かりやすい基本形を見てみましょう。

集客
↓
無料登録
↓
ステップメール
↓
商品案内
↓
販売ページ
↓
申込み
↓
決済
↓
購入完了メール
↓
購入者フォロー

この流れの中で、どの部分をMyASPに担当させるかを決めます。

STEP1.入口となる無料オファーを作る

販売ファネルの入口では、いきなり商品を売らず、

  • 無料PDF
  • チェックリスト
  • 無料動画
  • 無料ミニ講座
  • メルマガ
  • ウェビナー

などを用意する方法があります。

ここで重要なのは、

最終的に販売したい商品とつながっていること

です。

例えば、

商品: オンライン講座作成支援

なのに、

入口: SNSフォロワーを増やすPDF

では、商品との距離が遠い可能性があります。

入口は、

将来その商品を必要とする人が興味を持つテーマ

にします。

STEP2.無料登録後にステップメールで教育する

登録後は、ステップメールで必要な情報を順番に届けます。

例えば、

1通目
登録のお礼・無料特典

2通目
問題提起

3通目
原因

4通目
解決の考え方

5通目
具体策

6通目
商品・サービス紹介

7通目
不安解消・CTA

という流れです。

ここで重要なのは、

商品を売る前に、商品が必要になる理由を理解してもらうこと

です。

商品販売は、メールの最後だけで起こるものではありません。

1通目から6通目までの理解の積み重ねが、商品案内の受け取られ方を変えます。

STEP3.商品案内から「有料商品シナリオ」へつなぐ

ステップメール内で商品を紹介したら、

販売ページや申込みフォームへ案内します。

MyASPで有料販売する場合は、

有料商品シナリオ

を使って販売導線を作れます。

有料商品シナリオでは、

  • 商品情報
  • 料金
  • 支払方法
  • 登録フォーム
  • 決済
  • 決済状態
  • 自動返信メール

などを管理できます。

例えば、

無料メルマガシナリオ
↓
商品紹介メール
↓
有料商品シナリオの販売ページ・申込みフォーム

という形です。

STEP4.支払方法を設定する

商品販売では、支払方法を設定します。

利用できる決済方法や決済サービスは、契約プランや現在のMyASP仕様によって異なるため、実装時点の公式情報を確認してください。

重要なのは、

「申込み」と「支払完了」を分けて管理できること

です。

例えば銀行振込の場合、

申込み
↓
未払い
↓
振込
↓
入金確認
↓
支払完了

という段階があります。

クレジットカード決済なら、申込みと初回決済が近いタイミングで完了するケースがあります。

MyASPではこうした決済状態に応じて、ステップメールを設定できます。銀行振込の入金確認と受領処理は販売者が行います。カード決済などを利用する際は、対応する決済代行業者との契約・連携設定も確認してください。

STEP5.未払いユーザーと支払済みユーザーでメールを分ける

販売自動化で重要なのが、

全員に同じメールを送り続けないこと

です。

例えば、

申込みはしたが未払いの人には、

  • 支払方法
  • 振込先
  • 支払期限
  • 支払リマインド

が必要です。

一方、支払済みの人には、

  • 購入のお礼
  • 商品受取方法
  • ログイン情報
  • 利用開始手順

を送る必要があります。

MyASPの有料商品販売用シナリオでは、申込時、初回決済完了時、月額課金更新時など、決済状態に合わせたステップメールを設定できます。

この仕組みを使えば、

購入者へ販売メールを送り続ける

といったミスを減らしやすくなります。

決済状態による案内の分岐
申込み
├─ 未払い → 支払案内・リマインド
└─ 支払済 → 購入完了・商品案内

STEP6.購入完了後のメールを自動化する

商品販売では、

売れた瞬間がゴールではありません。

むしろ、購入直後は顧客が最も不安になりやすいタイミングです。

購入完了後には、

  • 購入のお礼
  • 決済完了の案内
  • 商品の受取方法
  • 会員サイトの案内
  • 次に何をすればよいか
  • 問い合わせ先

などを明確にします。

MyASPでは、支払完了などのタイミングに合わせてステップメールを設定できます。

これにより、

決済完了
↓
すぐに購入完了メール
↓
商品案内
↓
利用開始フォロー

という流れを作れます。

STEP7.必要なら購入者を別シナリオへ登録する

MyASPでは、商品購入者を指定した別シナリオへ登録する運用も可能です。

ショッピングカート・サブスクリプションの商品設定では、

指定したシナリオへユーザー登録

を行い、登録先シナリオの受領状態やステップメール配信登録を設定できる仕組みが案内されています。有料商品シナリオでは「同時登録先シナリオ」など別の設定方法を使います。利用するシナリオ種類に合わせて確認してください。

例えば、

商品購入
↓
購入者専用シナリオへ登録
↓
受講開始メール
↓
3日後:使い方
↓
7日後:活用方法
↓
14日後:よくある質問

というフォローが可能です。

これにより、

販売前シナリオと購入後シナリオを分けて管理できます。

販売前と購入後はシナリオを分けると管理しやすい

例えば、

シナリオA

無料プレゼント・見込み客教育

シナリオB

有料商品販売

シナリオC

購入者フォロー

という形です。

もちろん、必ず3つに分ける必要はありません。

しかし、導線が複雑になってきたら、

「見込み客」「販売」「購入者」

を分けて考えると管理しやすくなります。

シナリオを分ける場合の流れ
無料メルマガシナリオ
↓
有料商品シナリオ
↓
購入者フォローシナリオ

オンライン講座なら会員サイトまでつなげる

オンライン講座や動画教材を販売する場合、

決済後にコンテンツを渡す必要があります。

MyASPでは、契約プランやシナリオ種類によって、会員サイト・ステップサイトなどを利用できます。

また、サブスクリプションシナリオでは購入者専用ページが作られ、公式マニュアルでは会員サイトのログイン情報を自動返信メールに含める仕組みも案内されています。サブスクリプションシナリオと会員サイト機能は、スタンダードプラン以上が対象です。

これにより、

商品購入
↓
決済完了
↓
ログイン案内
↓
会員サイト
↓
講座受講

という導線を作れます。

オンライン講座を販売する場合は、

メール配信だけでなく、決済後のコンテンツ提供まで設計する

ことが重要です。

「完全自動販売」と考えすぎない

販売ファネルを作ると、

「完全自動で何もしなくても売れる」

と考えたくなるかもしれません。

しかし、実際には、

  • 集客
  • 商品改善
  • メール改善
  • 販売ページ改善
  • 問い合わせ対応
  • 決済トラブル
  • 顧客サポート

など、人が確認すべき部分は残ります。

したがって、

自動化=放置

ではありません。

正確には、

繰り返し発生する定型業務を自動化し、人が判断すべき仕事に時間を使えるようにする

という考え方が適切です。

まず自動化すべき5つの部分

いきなり複雑なファネルを作る必要はありません。

最初は、次の5つから自動化すると分かりやすいです。

1.登録直後のお礼

登録直後に手動でメールを送らない。

2.教育メール

同じ説明を毎回手動で送らない。

3.商品案内

一定の理解が進んだタイミングで自動案内。

4.購入完了メール

決済後に商品受取方法を自動案内。

5.購入者フォロー

使い方や次の行動を自動で届ける。

これだけでも、かなり手作業を減らせます。

典型的なMyASP販売ファネル例

例えば、オンライン講座を販売するとします。

SNS・広告・SEO
↓
無料PDF
↓
無料メルマガシナリオ
↓
7通のステップメール
↓
講座案内
↓
有料商品シナリオ
↓
申込み・決済
↓
支払完了メール
↓
購入者シナリオ
↓
講座受講案内
↓
フォロー

このように、

入口から購入後までをシナリオとして分解する

と、何をMyASPで設定すべきか見えやすくなります。

コンサル・士業なら個別相談を途中に入れてもよい

すべての商品をステップメールだけで直接販売する必要はありません。

高額サービスなら、

無料プレゼント
↓
ステップメール
↓
動画説明
↓
個別相談
↓
契約

という導線でも構いません。

この場合、ステップメールの役割は、

商品を直接売ることではなく、相談へ進む準備を整えること

です。

販売ファネルは、

「決済ボタンまで自動化すること」

ではなく、

最終成果につながる導線を仕組み化すること

と考えましょう。

定期課金なら更新・失敗・停止時のメールも考える

サブスクリプション型の商品では、初回決済だけでなく、

  • 2回目以降の決済
  • 更新案内
  • 決済失敗
  • 定期決済停止

なども発生します。

MyASPの有料販売用シナリオでは、定期課金の各タイミングに合わせたステップメールを設定できます。

サブスク商品では、

販売時のメールより、継続中のメール設計の方が重要になる場合もあります。

支払方法によって案内を変えることもできる

例えば、

銀行振込の人には、

  • 振込先
  • 支払期限

を案内したい。

クレジットカードの人には、

  • 決済状況
  • 必要な決済リンク

を案内したい。

MyASP公式マニュアルでは、支払方法ごとの案内文を設定し、メール内で支払方法に応じた内容を表示する方法も案内されています。

決済方法が複数ある場合は、

同じメールを全員に送るのではなく、必要な情報を出し分ける

と顧客対応を整理しやすくなります。

自動化する前に必ずテストする

販売ファネルでは、

無料メールだけのシナリオよりも確認項目が増えます。

本番前に最低限、

  • 登録
  • ステップメール
  • 商品案内リンク
  • 申込みフォーム
  • 支払方法
  • 決済
  • 支払完了メール
  • 購入者登録
  • 会員サイト
  • 購入者フォロー

を一連で確認します。

特に、

実際に決済した後に何が起きるか

は重要です。

可能ならテスト商品・テストユーザーを使って確認してください。

ファネル改善で見るべき数字

販売ファネルは作って終わりではありません。

例えば、

登録者100人
↓
商品ページ30人
↓
申込み10人
↓
決済完了8人

なら、

どこで落ちているか確認できます。

登録が少ない

入口・LP・無料オファーを確認。

メールは読まれるが商品ページへ行かない

シナリオ・商品提示・CTAを確認。

商品ページは見られるが申込みが少ない

商品内容・価格・オファー・販売ページを確認。

申込みはあるが決済完了が少ない

支払方法・フォーム・決済導線を確認。

このように、

ファネルの段階ごとに原因を分ける

と改善しやすくなります。

MyASPで自動販売する流れをまとめる

基本形は次のとおりです。

1
無料登録の入口を作る

↓

2
無料メルマガシナリオで教育する

↓

3
商品を案内する

↓

4
有料商品シナリオへ誘導する

↓

5
申込み・決済

↓

6
決済状況に応じてメールを送る

↓

7
購入完了後の案内を自動化する

↓

8
必要なら購入者シナリオへ登録する

↓

9
会員サイト・商品提供へつなぐ

↓

10
数字を見て改善する

これが、

MyASPを使った販売ファネルの基本形

です。

MyASPを選ぶ意味は「メールの先」までつなげられること

ステップメール配信だけなら、選択肢は多くあります。

MyASPを検討する大きな理由の1つは、

メール配信の先に、商品販売・決済・購入者フォローをつなげられること

です。

例えば、

見込み客
↓
教育
↓
販売
↓
決済
↓
購入者

を分断せずに管理しやすくなります。

オンライン講座、コンサルティング、士業サービス、デジタル商品など、

説明が必要な商品を仕組み化して販売したい人

にとって、この一連の導線は重要です。

Month 1のステップメール記事はここまで

このクラスターでは、

  1. ステップメールとは
  2. ステップメールの作り方
  3. シナリオ設計
  4. 7通構成
  5. 配信システム比較
  6. 売れない原因
  7. MyASPでの設定方法
  8. MyASPで商品を自動販売する仕組み

まで解説しました。

次のクラスターでは、

オンライン講座・コンテンツ販売

へ進みます。

ステップメールで見込み客を教育した後、

  • 講座をどう販売するか
  • 決済をどうつなぐか
  • 会員サイトをどう作るか
  • 購入者へどうコンテンツを届けるか

を具体化していきます。

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